メタボリック症候群を手軽に診断

金大教育学部の出村慎一教授らの研究グループは十四日、内臓脂肪症候群(メタボリックシンドローム)の診断基準となる内臓脂肪量の測定を簡素化するため、内臓脂肪量と密接に連動して増減する皮下脂肪の部位を特定する研究に乗り出しました。

現在、内臓脂肪量を正確に計測するにはCT(コンピューター断層撮影)検査が必要ですが、研究が成功すれば、特定の部位の皮下脂肪の厚さを測るだけで内臓脂肪症候群の診断ができるようになるそうです。研究は、川北町土室のスポーツリゾート「アマン」の協力を受け、二十―七十代の施設利用者三十人を検査の対象として、各種トレーニングを通じた脂肪量の変動を調べる。

 対象者はマラソンや水泳、エアロビクスなどの有酸素運動のみのグループ、有酸素運動と筋力トレーニングの両方に取り組むグループに分かれ、一日約一時間半の運動を週に二、三回行う。内臓脂肪と皮下脂肪の増減を細かく分析することで、関連性を割り出し、内臓脂肪の減少に有効な運動プログラムも検証する。

 初日は、対象者が「アマン」でほおや胸、腹など十四部位の皮下脂肪の厚さの測定と血液検査などを受け、能美市緑が丘十一丁目の芳珠記念病院を訪れ、CTで内臓脂肪量を測った。

 対象者は今後、プログラムに沿ってトレーニングし、六月十一、十三日に中間測定、七月九、十一日に最終測定を受ける。出村教授らはデータを基に内臓脂肪とかかわりの深い皮下脂肪の部位を調べる。

<北国新聞参照>

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